おうちでできる!語彙力アップの簡単遊び5選

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こんにちは!しおりママです。

今回は「おうちで楽しく語彙力を伸ばしたい」という方に向けて、実際に我が家でもやっている語彙力アップ遊びを5つご紹介します!

「語彙力って大切なのはわかるけど、何をしたらいいかわからない…」

「勉強っぽいことはイヤがるから、楽しくできたらいいな」

そんなパパママに向けて、遊びながら語彙を増やせる方法を、元国語教師&3児のママの視点からお伝えします♪

語彙力って大事!でも、どうやって伸ばすの?

「語彙力がないと、読解問題も作文もつまづく…」

国語教師時代によく感じていたのは、語彙力の差が“国語の得意・不得意”に直結するということでした。

でも、じゃあ語彙力ってどう伸ばすの?英単語を覚えるように暗記したらいいの?と、思うかもしれません。いいえ、語彙力は机に向かって暗記するだけではなかなか伸びません。

だからこそ、遊びながら生活の中で自然と増やしていくことがポイントなのです!

家庭でできる!語彙力アップの簡単遊び5選

どれも特別な道具や教材は不要!忙しい日でも、ちょっとした時間に親子で取り組めます♪

お題しりとり

▶こんな力が育つ:連想力・分類力・スピード思考

▶準備する物:なし

▶遊び方:

普通のしりとりに「動物しばり」「食べ物しばり」「5文字以上の言葉しばり」などのお題をつけて遊びます。

▶例:

「りんご→ごま→マスカット→トイレ(←NG!食べ物じゃない!)」

→「トマト」と言い直してセーフ!

▶こんな声かけをしてみよう!

「食べ物だけのしりとりをしてみよう!じゃあ、ママは“りんご”!次は“ご”から始まる食べ物、どんなものがあるかな?」

▶うまくいかない時の声かけ

「冷蔵庫に食べ物を見に行ってヒントを探してみようか?」

📌ポイント:

  • お題の“しばり”があることで、知っている言葉を探す脳の運動に!
  • パパママも本気でやると子どももノリノリに♪

お題しりとりは一見、難しそうにも感じるかもしれませんが、食べ物や動物などの簡単なお題であれば、我が家の子どもたちは5歳頃から楽しんでやっていました♪

まちがい言葉を探せ!

▶こんな力が育つ:正しい語彙の知識・集中力

▶準備する物:なし

▶遊び方:

わざと変な言い回しをして、子どもに気付かせるゲーム。

▶例:

「アイスは“あったかい”よね~」→「えっ?それ違うよ!“つめたい”でしょ!」

▶こんな声かけをしてみよう!

「“このぶどう、から~い!”って言ったらどう思う?」

▶うまくいかない時の声かけ:

「“からい”って、どんな食べ物を食べたときに使う言葉かな?」

📌ポイント:

  • 日常の会話の中に取り入れるのがおすすめ!
  • “間違い”を笑いに変えて語彙力アップ♪

おやつを食べているときや遊んでいるときなど、日常の中にこの遊びを取り入れることで、自然に正しい語彙が身に付きます!

ことばビンゴ

▶こんな力が育つ:語彙の分類・観察力を育む

▶準備する物:紙とペン

▶遊び方:

1.紙に3×3のマス(計9マス)を作る

2.テーマを決めて、それに合う言葉を9つ書く

3.出題者が読み上げた言葉にチェックを付けて、縦・横・斜めがそろえばビンゴ!

▶例:

【テーマ:雨の日に関する言葉】

→ざあざあ、カサ、かみなり、ぬれる、ながぐつ、かぜ、あじさい、くも、にじ

<テーマ例>

  • 色の名前
  • 季節の言葉
  • 擬音語(ぴかぴか、どんどん、など)

▶こんな声かけをしてみよう!

「思いつかない時は、絵を描いてから言葉にするのもアリだよ!」

▶うまくいかない時の声かけ

「ヒント出すね、“あめが降ると何を差すかな?”」

📌ポイント:

  • 「家の中にある丸いもの」などのテーマにすると、体を動かしながら言葉を使うので効果的!
  • 兄弟姉妹で競い合っても楽しい♪

パパママがフォローをすれば4歳ころからチャレンジできる遊びです。

「なにが入っているかな?」袋の中身あてゲーム

▶こんな力が育つ:五感の表現・説明力・形容語彙

▶準備する物:中身の見えない袋、中に入れるおもちゃや日用品

▶遊び方:

袋に物を入れて、手触りだけで中身を言葉で説明して、相手に当ててもらうゲーム。

▶こんな声かけをしよう!

「やわらかて丸い…ボールかな?もうちょっと詳しく言ってみて!」

▶うまくいかない時の声かけ

「重い?かたい?いろいろ教えて!」

📌ポイント:

  • 形容語彙(やわらかい、ざらざら、つるつるなど)が増える!
  • 中身は親がこっそり入れるとゲーム性アップ♪

年齢が上がるにつれて袋の中に入れるものの難易度を上げていくと面白いですよ。

なぞなぞづくり

▶こんな力が育つ:発想力・言葉で特徴を伝える力

▶準備するもの:なし(紙やペンがあっても◎)

▶遊び方:

オリジナルのなぞなぞを考えて出し合います。

▶こんな声かけをしよう!

「“冷たくて、夏に人気で、白いけど甘い”ものってなーんだ?」

▶うまくいかない時の声かけ:

「特徴を3つくらい出してみよう!どんな形?色は?大きさは?」

📌ポイント:

  • ヒントを考えることで言語表現力が育つ
  • 小学生になるとより楽しめる遊び!

我が家の5歳の子どもはまだこの遊びは少し難しそうでした・・・小学校低学年頃になると楽しみながら遊んでいますよ♪

遊びの中に、ことばの“芽”がある

国語の力、特に語彙力はすぐには伸びません。でも「知っている言葉を1つでも増やそう」「言葉を使ってみよう」という姿勢がことばの“芽”を育てます。

そのためには、「知らない言葉=楽しい発見!」という雰囲気を作ることが大切です。遊びながら身につけた言葉は、「楽しい」と感じる分、記憶にも残りやすいものです。

また、パパママも一緒に取り組むことで、継続しやすくもなります!「そんな言葉知ってたんだ!?すごいね!」など、小さいことでも褒めながらゲームをすることで、お子さんのやる気を引き出すことができます。

私も実際にこれらの遊びを子どもたちと一緒にしていますが、意外と大人の方が真剣になってきます!今回紹介した遊びのほとんどは特に必要な準備物もないので、移動中やお風呂タイムなど、隙間時間に取り入れることができます。

ぜひ、おうちの中で、親子で楽しみながら「ことばの種まき」をはじめてみてください♪

語彙力は遊びの中でどんどん育つ!

語彙力は、日常の中で「ちょっとした工夫」を続けていけば、必ず伸びていきます。

大切なのは、楽しんで“ことばを使う”体験を重ねること。「遊びの中で学べる」って最高ですよね♪

ぜひ、お子さんと一緒に気軽に楽しんでみてくださいね。

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