1~2歳頃になると、
「うちの子、ことば大丈夫かな…」
と、ふと気になり始めることがあります。
そんなとき、
「何かした方がいいのかな」
と迷ってしまいますよね。
でも、ことばが気になったとき、親ができることもあれば、やらなくていいこともあります。
このページでは、1~2歳のことばが気になったときに、親ができること・やらなくていいことを、やさしく整理していきます。
読み終わる頃に、ママの気持ちが、ふっと軽くなっていたら嬉しいです。
1~2歳で、ことばが気になるのは自然なこと
1~2歳頃は、どうしても「ことば」が目につきやすい時期です。
健診で聞かれる質問。
周りの子が話しているように見えた瞬間。
何気なく目にした、SNSやネットの情報。
こうしたことが重なって、
「うちの子、大丈夫かな…」
と気になってしまうのは、とても自然なことだと思います。
本当は、子どもの成長は一直線ではありません。
早い子もいれば、ゆっくりな子もいます。
それぞれに、その子なりのペースがあると頭ではわかっていても、この時期はどうしても比べる場面が増えてしまいます。
だから、ことばが気になるのは、ママが心配性だからでも、考えすぎだからでもありません。
それだけ、わが子のことを大切に想っているから。
その気持ちから出てくる、不安なのだと思います。
親が「やらなくていいこと」
ことばが気になり始めると、ママの中に、少しずつ焦りが生まれてきます。
「何かしなきゃ」
「私の関わり方が足りないのかも…」
そんなふうに思ってしまうのも、とても自然なことです。
でも、実はこの時期には、無理にやらなくていいこともあります。
話すように、何度も促すこと
「〇〇って言ってみて」
「もう一回言ってごらん」
つい、声をかけたくなることもありますよね。
それだけ、「話せるようになってほしい」と願っているからだと思います。
でも、何度も促されると、子どもにとっては「話すこと」そのものが、少し負担になってしまうこともあります。
ことばは、安心できる中で、ふとした瞬間に出てくるもの。
無理に引き出そうとしなくても大丈夫です。
正しく言わせようとすること
発音が違っていたり、言い方が少し違っていたりすると、「そうじゃなくてね」と、つい直したくなることもあるかもしれません。
それも、「ちゃんと伝えられるようになってほしい」という、ママの思いがあるからですよね。
でも、この時期のことばは、発音や言い方が少し違うのも、育ちの途中によくあることです。
子どもは、何度も試しながら、自分なりのことばを育てています。
間違いを直すよりも、「そうなんだね」と受け止めてあげる方が、安心して話そうとする気持ちにつながることもあります。
他の子と比べ続けること
周りの子の成長が目に入ると、どうしても比べてしまいますよね。
それは、ママがわが子のことをちゃんと見ているからこそ、起こる気持ちだと思います。
でも、「誰かと比べる」よりも、「その子自身のペース」に目を向けてみてください。
昨日より少し表情が増えた。
指差しが増えた。
やりとりが、前より楽しくなってきた。
そんな小さな変化も、ことばにつながる大切な成長です。
ことば以外のところでも、子どもはちゃんと育っています。
すぐに成果を出そうとすること
「これをしたら話すようになる」
そんな言葉を見ると、つい期待してしまいますよね。
とくに、ことばが気になっているときほど、「早く話せるようになってほしい」という気持ちが強くなります。
そこには、わが子を想う、切実な願いがあるのだと思います。
でも、ことばの育ちは、今日やったことが明日すぐ結果になるものではありません。
焦らなくて大丈夫。
今はまだ、ことばの土台を育てている時期です。
親が「できること」
「やらなくていいこと」がわかると、少し肩の力が抜けてきたママもいるかもしれません。
ここからは、無理をしなくても、日常の中でできることをいくつかお伝えします。
どれも、
「全部やらなくていい」
「できる日があれば十分」
そんな気持ちで大丈夫なことばかりです。
やりとりを楽しむこと
ことばを増やそうとしなくても、やりとりそのものを楽しむ時間は、ことばの土台になります。
例えば、子どもが何かを指さしたら、
「これ、かわいいね」
「おもしろいね」
と、感じたことをそのまま声に出してみる。
ことばが返ってこなくても、まったく問題ありません。
目が合ったり、一緒に笑ったり、同じものを見ている時間そのものが、大切なやりとりです。
子どもの気持ちを、ことばにして伝えること
まだうまく話せなくても、子どもの中には、たくさんの気持ちがあります。
「いやだったんだね」
「たのしかったね」
「びっくりしたね」
そんなふうに、ママが代わりにことばにしてあげることで、少しずつことばと気持ちが結びついていきます。
正しく言わせる必要はありません。
気持ちに寄り添うことが、いちばん大切です。
一緒に絵本を眺めること
絵本は、「読まなくちゃ」と思わなくて大丈夫です。
ページをめくったり、気になった絵を一緒に見たり、子どもが指さしたところに、「うさぎさんがいるね」とつぶやくくらいで十分。
質問しなくても、最後まで読まなくても、それでも、ちゃんとことばの世界に触れています。
ことばの土台になるのは、特別な練習よりも、日常の中でのやりとりや、安心できる時間です。
絵本も、そのひとつ。
「読まなきゃ」と思わなくていい、絵本との関わり方については、こちらの記事で、やさしくまとめています。
▶1~2歳|ことばにつながる絵本の選び方 「読ませなくていい」絵本の話
日常の中で、自然にことばに触れること
特別な時間を作らなくても、日常の中には、ことばにつながる場面がたくさんあります。
「ケーキ、おいしいね」
「靴下をはこうね」
「公園へ行こうか」
そんな何気ない声かけは、きっと多くのママが、もう毎日の中で自然に行っているものだと思います。
「こんなことでいいのかな?」と感じることもあるかもしれませんが、こうした日々のやりとりこそが、子どもにとっては、安心できることばのシャワーになります。
「何もしない時間」も、ちゃんと意味がある
ここまで読んで、
「何かしてあげなきゃ、と思っていたけれど、少し力を抜いてもいいのかも」
そんなふうに感じてくれたママがいたら、嬉しいなと思います。
実は、何かをしていないように見える時間も、子どもにとっては、とても大切な時間です。
- ぼーっとしている時間
- 同じ遊びを繰り返している時間
- ただ、同じ空間にいる時間
そんな時間の中で、子どもは安心したり、周りを感じたり、自分の中にあるものを、少しずつ育てています。
ことばは、急いで教えられて育つものではなく、安心できる土台の上で、ゆっくり育っていくものです。
だから、「今日は何もできなかった」と感じる日があっても大丈夫。
ママと一日、家の中でゆっくり過ごした日も、
遊んでいるそばで、ただ見守っていただけの一日も、
その時間は、ちゃんと意味を持っています。
見守ることも、立ち止まることも、ママがそばにいることも、
すべてが、子どもにとっての安心できる関わりです。
もし「何か始めたい」と思ったら
ここまで読んで、
「今のままでも大丈夫そう」
そう感じられたなら、まずはそれで十分です。
それでも、
「少し余裕のある日に、何かできることがあれば知りたい」
そんな気持ちが芽生えることもあるかもしれません。
もし、そう思えたときは、無理のないところからで大丈夫です。
- 絵本を一緒に眺める時間を増やしてみる
- 遊びの中で、やりとりを意識してみる
- ことばを増やそうとせず、気持ちに寄り添う声かけをしてみる
どれも、
「やらなきゃいけないこと」ではなく、
選んでもいい選択肢です。
大切なのは、ママやお子さんが苦しくならないこと。
続けられなくなってしまうほど、頑張りすぎないことです。
まとめ|今、迷っているママへ
1~2歳で、ことばが気になり始めると、
「何かしなきゃ」
「このままで大丈夫かな」
と、不安になることもありますよね。
でも、この記事でお伝えしてきたように、ことばが気になるのは、とても自然なことです。
私も、その一人でした。
ことばが気になって、ひとりで抱え込んでいるママほど、
「何かしなきゃ」と、
無理をしすぎてしまうことがあります。
お子さんのために頑張るママは、本当に素敵です。
でも、全部を頑張る必要はありません。
- やらなくていいこともある
- できることは、もう日常の中にたくさんある
- 何もしなように見える時間にも、ちゃんと意味がある
そう思ってもらえたら、嬉しいです。
今日できなかったことがあっても、
思うようにいかない日があっても、
ママがそばにいて、一緒に過ごしている時間そのものが、子どもにとっての安心につながっています。
「これでいいのかな」
そう迷いながらここまで読んでくれたママが、もう、ちゃんと向き合っています。
とても素敵なママですよ。
どうか、頑張りすぎず、比べすぎず、
今のわが子と、今の自分を、少しやさしく見てあげてください。
このブログが、迷ったときに、ふっと立ち戻れる場所になれたら嬉しいです。
※0~4歳の「年齢別まとめ」記事はこちらです。
▶『【保存版】0~4歳|ことばの育ちで不安になりやすい時期と、ママの心が軽くなる考え方まとめ』




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