「ことばが少ないかも…」
「何かしてあげた方がいいのかな?」
子どものことばが気になると、そんなふうに思うこともありますよね。
そんなときに気になるのが、幼児向けの通信教育や教材です。
この記事では、ことばが気になる子に通信教育は必要なのか、そして幼児教材にはどんな特徴があるのかを、元国語教師で3児のママの視点からやさしく整理してみます。
「必ず始めた方がいい」という話ではなく、ママが安心して選ぶためのヒントとして読んでもらえたらうれしいです。
ことばが気になるとき、教材は必要?
子どものことばが気になると、「何かした方がいいのかな?」と思うことがありますよね。
そんなとき、幼児向けの通信教育や教材が気になるママも多いと思います。
私も実際に、子どものことばの遅れを指摘されたとき、焦って通信教育を試したことがあります。少しでも「ことばのためになるなら」という親心でした。
でも、結論から言うと、教材を始めないとことばが育たないというわけではありません。
子どものことばの土台になるのは、毎日の会話や遊び、そして親子のやりとりです。
- いっしょに絵本を読む
- 子どもの言葉に少し言葉を足して返す
- 遊びの中で会話を楽しむ
こうした関わりの中で、子どもは少しずつ言葉を増やしていきます。
もちろん、通信教育や教材は、言葉に触れるきっかけを増やしてくれる存在になることもあります。
「家庭での関りのヒントがほしい」
「遊びのアイデアがほしい」
そんなときには、幼児教材が役立つこともあるかもしれません。
子どものことばの発達は個人差が大きいものです。
「言葉が少ないかも」と感じたときの目安については、こちらの記事でも詳しくまとめています。
▶「2歳で言葉が少ない…大丈夫?元国語教師ママが伝えたいこと」
幼児通信教育を選ぶときに大切にしたいポイント
幼児通信教育にはさまざまな種類がありますが、「どれが一番いい」という正解があるわけではありません。
家庭の考え方や子どものタイプによって、合う教材は少しずつ違ってきます。
ここでは、幼児通信教育を選ぶときに大切にしたいポイントを3つご紹介します。
親子で無理なく楽しめるか
幼児向けの教材は、子どもが楽しく取り組めることがとても大切です。
おもちゃや動画などで遊びながら学べる教材もあれば、ワークにじっくり取り組むタイプの教材もあります。
子どもの性格や興味に合っているか、そして親子で無理なく楽しめそうかを考えて選ぶと続けやすくなります。
家庭の関わり方に合っているか
幼児通信教育は、教材によって親の関わり方も少しずつ違います。
親子で一緒に体験する課題が多い教材もあれば、子どもが一人でも取り組みやすい教材もあります。
家庭の生活スタイルや、どのくらい関わりたいかを考えながら選ぶことも大切です。
無理なく続けられるか
幼児通信教育は、続けることで少しずつ効果を感じやすくなります。
そのため、価格や教材のボリュームなども含めて、家庭によって無理なく続けられるかを考えて選ぶことが大切です。
「まずは気軽に始めてみたい」という家庭もあれば、「しっかり取り組みたい」という家庭もあります。家庭に合うペースで続けられる教材を選ぶと安心です。
幼児通信教育3社をやさしく比較
幼児向けの通信教育はいくつかありますが、それぞれ特徴が少しずつ違います。
ここでは、よく知られている3つの教材を取り上げ、どんな家庭に向いているのかを整理してみました。
「どれが一番いい」というよりも、家庭の考え方や子どものタイプによって合うものは変わります。
参考のひとつとして見てもらえたらうれしいです。
| 教材 | 特徴 | 向いている家庭 |
| こどもちゃれんじ | 遊びや映像教材が多く、楽しく言葉に触れられる | 楽しく学びたい家庭 |
| Z会幼児コース | ワークや体験型教材で考える力や語彙を育てる | しっかり考える力も育てたい家庭 |
| 幼児ポピー | シンプルな紙教材中心で続けやすい | まずは家庭での学びを気軽に始めたい家庭 |
楽しく言葉に触れたいなら「こどもちゃれんじ」
こどもちゃれんじは、絵本やおもちゃ、動画などを通して「遊びながら学ぶ」スタイルの教材です。
キャラクターのしまじろうと一緒に取り組めるので、小さな子どもでも楽しみながら言葉に触れることができます。
「勉強」というよりも、日常の遊びの延長のような形で取り組めるのが特徴です。楽しみながら言葉に触れる機会を増やしたい家庭には、取り入れやすい教材のひとつだと思います。
考える力も育てたいなら「Z会幼児コース」
Z会の幼児コースは、ワーク教材だけでなく、体験型の課題を通して考える力を育てることを大切にしている教材です。
言葉や語彙に触れるだけでなく、「考えて表現する力」を伸ばすことも意識されています。
少しじっくり取り組む内容も多いため、親子で一緒に考えながら学びたい家庭や、ことばと一緒に思考力も育てたいと考える家庭に向いている教材です。
シンプルな教材で始めたいなら「幼児ポピー」
幼児ポピーは、紙の教材を中心にしたシンプルな通信教育です。
派手な付録やおもちゃは少ない分、毎日の生活の中で無理なく取り組みやすいのが特徴です。
比較的続けやすい価格の教材でもあるため、「まず家庭でできることから始めてみたい」という家庭にも取り入れやすい通信教育のひとつだと思います。
まとめ
今、この記事を読んでくれているママの中には、子どものことばが気になって「何か始めた方がいいのかな」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
家庭でできる関わり以外にも、教材を始めた方がいいのか迷うこともありますよね。
でも、通信教育や教材を始めないとことばが育たない、というわけではありません。
子どものことばは、毎日の会話や遊び、そして親子のやりとりの中で少しずつ育っていくものです。
そのうえで、「家庭での関わり方のヒントがほしい」「遊びのアイデアを増やしたい」と感じたときには、幼児通信教育がひとつのきっかけになることもあります。
今回ご紹介した教材も、それぞれ特徴や合う家庭が少しずつ違います。
大切なのは、「どれが一番いいか」ではなく、家庭や子どもに合うかどうかです。
もし気になる教材があれば、まずは資料を取り寄せて見てみたり、体験してみたりしながら、無理のない形で取り入れてみるのもひとつの方法かもしれません。
子どものことばの育ちは本当にひとりひとり違います。焦らず、お子さんのペースを大切にしながら、できることを少しずつ重ねていけたらいいですね。
家庭でできる関わり方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶「3歳でおしゃべりが少なくても大丈夫?家庭でできるやさしいことばの育て方」

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